「トリバリスタス
〜 新しいブラジル・サウンドの道標」
トリバリスタスとはTribe(部族)を由来とし、リオのマリーザ・モンチ、バイーアのカルリーニョス・ブラウン、サンパウロのアルナルド・アントゥネスの三人が、それぞれの代表する"部族サウンド"を出し合い、新しい音楽的表現に挑んだプロジェクトの名称である。
2002年に発売されたアルバム『Tribalistas』は周知のとおり大成功を収め、国内で百万枚以上、ヨーロッパでは50万枚以上のセールスを記録した。何といっても、今のブラジル音楽を代表する3人の才能による自家製アルバム(アルバムはマリーザ・モンチの自宅のスタジオで録音された)はブラジリアン・ポップの新しい道標を打ち立てたと言っても過言ではない。
マリーザの歌唱力、アルナルドの詩的表現、C.ブラウンのパーカッション、これらの突出した音楽要素をベースに互いのアイデアをぶつけ合い、一見あそび心に富んだ、それでいて完成度の非常に高いレパートリーが出来上がった。
ほとんどアコースティック・サウンドしか用いなかったプロデュースのおかげで、マリーザの美しい声(容姿もしかりなのだが)とC.ブラウンの抑え気味なパーカッションが際立つ。アルナウドの都会的な詩は「
JA SEI NAMORAR
JA SEI NAMORAR
JA SEI NAMORAR
」の"私はもう誰とでも遊べる、ディープ・キスもできる、あとは恋するだけ"のように、ブラジル的な臨場感で一杯だ。
アルバム発表直後、C.ブラウンは2003年カーニバルの準備、マリーザは初子の出産、アルナルドはソロ・アルバムの制作、と"トリバリスタスはアンチ・ムーブメント、結成の次の瞬間に消滅する"の歌詞のとおり、それぞれの"部族"へと帰って行った。
アルバムの収録状況を垣間見ることができるDVD盤『Tribalistas』(東芝EMI)もおもしろい。
♪代表曲
♪
E VOCE
E VOCE
E VOCE
♪
MARY CRISTO
MARY CRISTO
MARY CRISTO
♪
JA SEI NAMORAR
JA SEI NAMORAR
JA SEI NAMORAR
♪
VELHA INFANCIA
VELHA INFANCIA
VELHA INFANCIA
戻る