「ルシアーナ・メロ
〜 ソウルフルな新世紀ムラータ」
サンパウロのクラブ・シーンでいま一番ソウルフルな女性ボーカルといえるルシアーナ・メロ。父親はサンバ界の名シンガー、ジャイール・ホドリゲスで、母親は白人と日系人のハーフという、いかにもブラジル風ミックスチャーの持ち主だ。
ルシアーナはサンパウロ生まれの25歳。4歳年上の兄には若手サウンド・プロデューサーのジャイール・オリヴェイラがおり、彼女の最大のキャリア・パートナーといえる。
ルシアーナは物心ついたときから音楽、ダンス、演劇の英才教育をうけ、6歳のときに父と共にTV番組で歌ったのがステージ・デビューだという。
16歳でファースト・アルバム『Luciana Rodrigues』(95年、当時はまだ父の名を使用)を出すが、彼女の名が広まったのは98年、当時設立されたばかりのインディーズ・レーベル"TRAMA"のライブ・プロジェクト「Artistas Reunidos(若手アーティスト集合)」へ参加してからだ。
後にライブ・アルバムにもなった同プロジェクトには、いまでは世界中のクラブ・シーンで名の知れているマックス・ジ・カストロ、兄ジャイール・オリヴェイラ、ウィルソン・シモニーニャ、ペドロ・マリアーノやダニエル・カルロスマグノなどの若手アーティストが集結し爆発的な人気を博した。
2001年にはTRAMAレーベルから兄ジャイールのプロデュースでアルバム『Assim que Se Faz』をリリース。レパートリーにはハウス、R&Bやサンバなど多種ジャンルを織り交ぜ、幅広い音楽性を見せつけた。
翌年には大手レーベルのユニバーサルに"引き抜かれ"、アルバム『Olha pra Mim』(02)をリリース。ここでも兄ジャイールのプロデュースのもと、ダンスフロアを意識しながら、よりブラック・ミュージックへと傾倒している。なかでもソウルフルな「Prazer e Luz」やブラジリアンR&Bの大物エジ・モッタと共演した「Contrato com Deus」、新星コンポーザーのエドゥ・テデスキによるメロディアスな曲「Nao iria mudar nada」などが目立つほか、自らも作曲を手掛けている。
2004年には最新アルバム『LM』をリリース。洗練度の増す兄ジャイールのプロデュースと更に磨きのかかった表現力で「Camicaze」、「Sexo, Amor e Traicao」などのソウル・バラードや「Da Cor do Pecado」、「Molambo」などのサンバ・クラシックを独特のアプローチで披露してくれた。
歌唱力と知性を武器にメジャー・シンガーの階段を駆け上がるルシアーナには益々目が離せない。
♪代表曲
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DA COR DO PECADO
DA COR DO PECADO
DA COR DO PECADO
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