「レオナルド
〜 ロマンチックの星」

いまブラジル音楽のロマンチック路線で絶大な人気を誇るのがレオナルド。セルタネージョ(ブラジル風カントリー)だけを歌っていた時代から人気のあるハスキーボイスは田舎町の恋人たちの間では定番だ。

レオナルドは1963年ブラジル中心部ゴイアス州で生れる。小さな頃から歌うのが好きで、81年に既に歌手デビューしていた兄と共にセルタネージョ・デュオ「Leandro & Leonadro」を結成。これまでにない洗練されたカントリー・スタイルで二人はジャンルを超えて広く受け入れられるようになり、90年代初めから一般ラジオのヒット・チャートに名を連ねるようになる。キャリア17年でアルバム・セールス2千万枚を超える伝説のデュオとなった。当時の数々の名曲は日本盤『ベスト・オブ・レアンドロ&レオナルド』(97)でも聴ける。

しかし不幸にも1998年に兄レアンドロが肺ガンでこの世を去り、デュオは消滅。音楽的指標でメイン・ボーカルの兄を失ったレオナルドは悩みながらもソロ歌手として再出発する。翌年にリリースした初ソロ・アルバム『Tempo』ではMPBロマンチックの帝王ホベルト・カルロスをカバーするなど新しいスタイルを披露した。
セカンド・ソロアルバム『Ao Vivo』(2000)はライブ盤で、L&L時代のセルタネージョ・レパートリーも多く収録し、昔からのファンにとっては嬉しいリリースとなった。

古くからのファンより根強い支持を受けながら、レオナルドは毎年アルバムをリリース。ラジオ・トップ・チャート常連の人気ソロ歌手へと変貌を遂げる。2003年12月には在日ブラジル人向けに初来日公演も成功させた。

現時点でソロアルバム総セールスは1千万枚を突破、最新作「Leonardo Canta Grandes Sucessos」(04)からは「 Fantasias Fantasias Fantasias 」が大ヒット中だ。

いつまでもファンに支持されること、これがレオナルドという歌手の幸せな宿命だといえる。

♪代表曲
MEU MEL MEU MEL MEU MEL
SE AINDA EXISTE AMOR SE AINDA EXISTE AMOR SE AINDA EXISTE AMOR
FANTASIAS FANTASIAS FANTASIAS
TE AMO DEMAIS TE AMO DEMAIS TE AMO DEMAIS
MEXE MEXE MEXE MEXE MEXE MEXE
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