「ジョタ・クエスチ
〜 70年代をもう一度」

ジョタ・クエスチの音楽はとにかく踊れる。彼等はごくシンプルに、70年代と90年代の音楽を融合して、それまでブラジリアン・ロックになかった明確な"パーティ・サウンド"を打ち出した。

ジョタ・クエスチは93年にミナス州で結成。メンバーはパウリーニョ(ドラム)、PJ(ベース)、マルシオ(キーボード、サウンド・マシーン)そしてホジェリオ・フラウジーノ(ボーカル)。
結成時から70年代のブラック・ミュージックを踏襲し、バンダ・ブラック・リオやジェームス・ブラウン、クール・アンド・ザ・ギャングのカバーでライブ・ハウスを盛り上げていた。バンド名はアメリカの冒険アニメ「Johnny Quest (ジェー・キュー)」をもじったもの。

95年に自費制作したCDが大手レコード会社の目に留まり契約にこぎつける。当時、爆発的な人気を博していたスカンキの前座バンドを務めるなどしてツアー経験を積んでいく。

96年にファースト・アルバム『J.Quest』をリリース。ここではまず、ヒルドンの70年代R&Bの名曲「As Dores do Mundo」のカバーや、ブラジリアン・ブラック・ムーヴメントの象徴である歌手兼俳優のトニー・トルナードをゲストに迎えた「Ha Quanto Tempo」などが反響を呼んだ。ほかにも「Encontrar Alguem」や「Onibusfobia」などのファンキーな曲は当時のロック・シーンに新鮮な印象を与えている。

JQのスタイルを決定付けたのが、セカンド・アルバム『De Volta ao Planeta』(98)。アルバム・タイトル曲や「Sempre Assim」、「 O Vento O Vento O Vento 」そしてメガ・ヒット「 Facil Facil Facil 」などはブラジル中のダンスフロアを盛り上げた。

その後もJQは数多くのライブをこなしながら『Oxigenio』(2000)、『Discotecagem Pop Variada』(2002)をリリースし「Dias Melhores」、「O Que Eu Tambem Nao Entendo」、「Na Moral」(Seu Jorge参加)、「So Hoje So Hoje So Hoje 」、「Tanto Faz」(Arnaldo Antunes作曲)、「Mais Uma VezMais Uma VezMais Uma Vez」などのヒット曲をレパートリーに追加していく。

2003年地元ベロ・オリゾンチ市で行ったバンド結成10周年記念公演はライブ盤『MTV ao Vivo』(03、DVD版あり)としてリリースされ、JQの高いパフォーマンスに観衆が熱狂する様が伺える。

同アルバムでは新曲「 Amor maior Amor maior Amor maior 」、「Por Mim e Por Voce」(ラッパーThaide参加)や「 Do Seu Lado Do Seu Lado Do Seu Lado 」(ナンド・ヘイス作曲)も収録されている。04年には、これまでのプロモーションビデオを集めたDVD『Clipes』もリリースされ、彼等の面白おかしな映像が堪能できる。

2005年には新作のリリースや来日公演が噂されているジョタ・クエスチは日本でもにわかにファンが増えはじめている話題のバンドだ。

♪代表曲
O VENTO O VENTO O VENTO
FACIL FACIL FACIL
AMOR MAIOR AMOR MAIOR AMOR MAIOR
MAIS UMA VEZ MAIS UMA VEZ MAIS UMA VEZ
DO SEU LADO DO SEU LADO DO SEU LADO
SO HOJE SO HOJE SO HOJE
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