「シタォンジーニョ&ショロロー
〜 セルタネージョ音楽の革新者」


ブラジル音楽界で独自のジャンルを確立したセルタネージョ音楽。今のセルタネージョ・スタイルの原形を確立したのが兄弟デュオ、シタォンジーニョ&ショロローだといわれる。

以前より広大なブラジル内陸部で演奏されていた幾つもの音楽スタイルは総じて"ムジカ・カイピーラ(田舎音楽)"と呼ばれていた。兄弟はギター主体だったこのムジカ・カイピーラにキーボードなどを取り入れ、よりポップに仕立て、恋愛などジャンルを超えたテーマを歌ったことで、それまでセルタネージャを聴いたことのない人々にも広く受け入れられるようになった。

兄シタォンジーニョ(57年生まれ)、弟ショロロー(54年生まれ)は共にブラジル南部パラナ州北部の小さな町に生まれる。幼いころからセルタネージョ演奏者の父にムジカ・カイピーラの手ほどきをうける。やがて二人は60年代後半に少年デュオ"リマ兄弟"を結成し、各地のフェスティバルなどで演奏しながら注目される。

70年代に入るとデュオ名を、野生鳥のXitanとXororoを歌ったセルタネージョの名曲、「Chitaozinho & Xororo」のタイトルにちなんで変更。70年にファースト・アルバム『Galopeira』をリリース。

しかし当時のセルタネージョ事情は新人に厳しく、その後、若き二人は長く地道な音楽活動を強いられる。79年になってやっと「60 Dias Apaixonado」がヒットし認知が高まる。

そして8枚目のアルバム『Somos Apaixonados』(82)で新しいセルタネージョ・スタイルを打ち出し、なかでも曲「Fio de Cabelo」はジャンルを超えて全国的なヒットとなる。アルバムは当時では驚異の100万枚のセールスを記録した。

それからは毎年アルバムをリリースし、「Amor Proibido」、「Meu Disfarce」、「Fogao de Lenha」、「Evidencias Evidencias Evidencias
」、「Foge de Mim」、「Guadalupe」、「Coracao Sertanejo」、「Alo」、「Frio da Solidao Frio da Solidao Frio da Solidao 」他、数々のヒットを出し続ける。

2000年にはレコード・デビュー30年を祝ってライブ・アルバム『Irmaos Coragem』をリリース(DVD有り)。最新アルバムは04年後半リリースの『Aqui o Sistema e Bruto』で「Sinonimos Sinonimos Sinonimos 」などの曲がいち早くヒットしている。

弟のショロローは、ティーン世代に大人気の兄弟ポップ・デュオ、サンヂィ&ジュニオルの父親としても知られる。 後輩のレオナルドゼゼ・ジ・カマルゴ&ルシアーノたちも既に来日公演を果たしており、シタォンジーニョ&ショロローの初来日は、日本でも徐々に増えつつあるセルタネージョ・ファンが期待するところである。

♪代表曲
ARRASTA UMA CADEIRA ARRASTA UMA CADEIRA ARRASTA UMA CADEIRA
EVIDENCIAS EVIDENCIAS EVIDENCIAS
E DISSE QUE O VELHO GOSTA E DISSE QUE O VELHO GOSTA E DISSE QUE O VELHO GOSTA
NUVEM DE LAGRIMAS NUVEM DE LAGRIMAS NUVEM DE LAGRIMAS
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