「ババード・ノーヴォ
〜 アシェーの新しい遊び」

アシェーの世界に彗星のごとく現われたニュー・スタイルのバンド、ババード・ノーヴォ。いまブラジルのティーンの間で最も人気のあるバンドのひとつ。

キュートなブロンド・ボーカル、クラウジア・レイチはガーリーな魅力とカリスマ性を持ち、自身も認めるようにブリトニー・スピアーズと日本の女子高生ファッションがミックスしている。

バック・バンドは6人、ギターにセルジオ・ホシャ、ベースにアラン・モライス、ドラムにブゲロ、キーボードにルシアーノ・ピント、パーカッションにはニノ・バラとドゥルバル・ルスの二人がいる。もとはサルヴァドールのアシェー・グループ、コンパニーア・ド・パゴーヂにいたメンバーが2001年に新しいアシェー・スタイルを求め『ババード・ノーヴォ(新しい遊び)』を結成。

それまでのアシェーにレゲエやロック色を織り交ぜ、メロウなパゴーヂなども得意とする。彼らのショウには歓喜とロマンチックな場面が交互し、それが若者に受け入れられた。ブラジル北東部で活動していくうちに、ライブの海賊版音源が多く出回るようになる。

2002年に地元サルバドールのインディーズ・レーベルからライブ・アルバム『Ao Vivo』を出すと、これが50万枚セールスを記録する。すぐに大手レーベルが契約し、このアルバムは『Babado Novo』(03)として全国リリースされる。なかでもホベルト・カルロスの曲「Amor Perfeito」のアシェー・バージョンが大ヒットし、他にも「Cai Fora」、「Canudinho」そしてレッド・ツェッペリンの「Dyer Maker」などが人気を博した。

ライブ・パフォーマンスが売りもののババードは、2003年のサルヴァドールのカルバヴァルで新人賞を受賞。同年にはセカンド・アルバム『Sem Vergonha - Ao Vivo』(ライブ)をリリースする。「Eu Fico」、「Uau」や翌年のカルナヴァルで大ブレイクする「Safado, Cachorro, Sem Vergonha」などのヒットを収録した。

2003年からは二つのブロッコを持ち、ブロッコ「Uau」でノルデスチ中のミカレタ(季節外れのカルナヴァル)に、もう一つのブロッコ『Papa』でサルヴァドールのカルナヴァルに参加。今ではシクレッチ・コン・バナナやジャミル・イ・ウマ・ノイチスなどのスーパーアシェーバンドと肩を並べるほどの人気ぶりである。

2004年にはライブ・アルバム『Uau! Babado Novo em Salvador』をリリース(同DVDもあり)。ここでは、これまでのヒット曲に加え、新曲の「Nada Mais」、「Vira Boate」、「 Doce Desejo Doce Desejo Doce Desejo 」、「 Me Chama de Amor Me Chama de Amor Me Chama de Amor 」、「Caranguejo」などのヒットが加わった。DVD版にはUKソウルのスター、Sealの「Love's Divine」のカバーも入っていて興味深い。

ババードは現在、月に25回ほどのライブをこなすという超多忙スケジュールのなか、2005年後半に新アルバムを予定している。その他にも、ジョーヴェン・グァルダへのオマージュ・アルバム『Jovem Guarda - Um barzinho, um violao』(05)や人気コンポーザー、オルランド・モラエスのアルバム『Tudo Certo』(05)にゲスト参加して注目をさらうなど、まさに今とっても旬なバンドといえる。

♪代表曲
BOLA DE SABAO BOLA DE SABAO BOLA DE SABAO
DOCE DESEJO DOCE DESEJO DOCE DESEJO
ME CHAMA DE AMOR ME CHAMA DE AMOR ME CHAMA DE AMOR

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